9月30日のお打ち合わせと、その後いただいた資料をもとに、SEOの方針を組み直しました。
本ご提案の結論を、はじめに3点だけ申し上げます。
リスク管理などの専門層は、Re:basisと社内の専門家の領域です。当社が作るのは、PE・投資銀行・戦略コンサル・有名企業に惹かれる人の入口です。転職するか迷っている人を集める語は追いません。
似たタイトルの記事どうしで同じ語を取り合い、登録に近い「転職」「選考」の語で順位を落としています。この層が本当に知りたいのは「自分の経歴で行けるか」です。紹介実績と4万件の求人から、業種と職種ごとの移り先と年収の幅を出せるのはコトラだけです。
実際の作業は担当の方が進め、当社は月1回、手を入れる順番と注意点を大西様にお渡しします。いただいた削除リストと被リンクを照らすと、不要ジャンルの削除はそのまま進めて問題ありません。
9月30日に伺ったお考えを、検索で狙う人の条件に置き換えました。当社の守備範囲は右上の1マスです。
リスク管理、デリバティブ、規制対応など。例:42歳・リスク統括部の企画。業界の言葉で探す人で、コトラ様の専門家が届ける領域です。
PE、投資銀行、戦略コンサル、有名企業に惹かれる人。経営幹部の転職も含みます。業界の人から見ると素人の語で、外から見た視点が効く領域です。
専門は持つが動く気がない人。
手取り計算、敬語、性格診断など、転職と関係なく集まる人。量は出ても登録しません。
| 今回狙う人の条件 | |
|---|---|
| いまの立場 | 銀行、メーカー、SIer、商社、公務員などで、企画・営業・管理部門にいる20代後半から30代 |
| 惹かれる先 | 戦略・総合コンサル、投資銀行、PEファンド、誰もが知る大手 |
| 転職の気持ち | 動くと決めている。方向や専門は決めきれていない |
| 追わない人 | 転職するか迷っている人/転職と関係なく調べものをする人 |
投資銀行やコンサルの採用が広がり、以前は決まらなかった浅い層でも決まるようになったと伺いました。若手のコンサルタントの方が担当しやすい層でもあり、成績と定着の両方に効きます。
「コンサルとは」はもう調べ終わっています。次に知りたいのは、自分の場合です。
戦略コンサルと総合コンサルの違いは、一通り読みました。ケース面接があることも知っています。それでも、メーカーの企画しかやってこなかった自分が受かるのか、同じような経歴の人はどこに移ったのか、年収はどれくらいになるのかは、どの記事にも書いていません。転職サイトに登録すれば分かるのかもしれませんが、まだ営業の電話はかかってきてほしくない。
Googleの検索候補に、メーカー、SIer、銀行、商社、公務員、営業のそれぞれで「からコンサル」が出ます。
どれも、行くと決めた人が選考の前に調べる語です。「迷っている人」の語ではありません。
会社のサイトの一般論より、実際に移った人の話が選ばれています。答えになる中身がまだ少ない証拠です。
語を3つの群に分けました。登録に近いのは「決める」と「経歴」の語で、ここでコトラは順位を落としています。
| 群 | 代表的な語(月の検索数) | コトラの現在地(2026年3月→9月) | 当てる施策 |
|---|---|---|---|
| 経歴から調べる | メーカーからコンサル 転職/転職理由/後悔、SIerからコンサル 志望動機、銀行からコンサル 転職、公務員からコンサル 後悔、営業からコンサル 志望動機 | 銀行と商社で上位10件に1本ずつ。メーカー、SIer、公務員は上位10件に入っていない。上位は個人のnote、ムービン、MyVision | 施策A |
| 決める(選考・難易度) | コンサル 転職(3,800)、ケース面接 対策(1,000)、コンサル 転職 難易度(400)、ポストコンサル 転職(450)、コンサル 転職 未経験 | 難易度 4位→圏外ポストコンサル 3位→圏外ケース面接対策 8位→圏外 | 施策B |
| 知る(解説) | コンサルタントとは(27,000)、外資系コンサル(2,700)、戦略コンサルとは(900)、コンサル 仕事内容(1,200) | コンサルタントとは 31位→4位外資系コンサル 29位→2位 登録から遠い語は上がっている | 施策B |
| 金融の入口 | peファンド 年収(700)、ベインキャピタル 年収(800)、デューデリジェンス 転職(500)、投資銀行(3,100)、peファンド 転職(400)、fas 転職(600) | PE年収・ベイン年収・DD転職は1位 peファンド 転職、fas 転職はムービンが1〜2位 | 施策C |
| コンサルの企業名 | アクセンチュア 年収(20,000)、アクセンチュア やばい(7,300)、デロイトトーマツ 年収(6,300)、アビームコンサルティング 年収(4,900)、ベイカレント やばい(2,700) | アクセンチュア 年収 19位→圏外 企業名のページがほとんどない | 施策C |
コトラは「〜とは」の語では強いままです。落ちたのは、転職を決めた人が選考の前に調べる語でした。ここを取り戻すことが、登録の数に直結します。
「コンサル 転職」のような大きい語は、ムービンやMyVisionが長く上位にいます。経歴の語と柱記事が揃ってから狙い、それまでは広告で買う方が早いと考えます。
記事はすでに十分あります。勝ち筋は、他社が持っていない数字と、記事を1本に束ねることです。
2024年9月に公開された「未経験からコンサル」の記事の一部:
| コトラが持っている材料 | 他社の状況 |
|---|---|
| 紹介実績 | どの業種・職種・年齢の人が、どこへ、いくらで移ったか。個人のnoteは1人分、比較サイトは一般論です |
| 求人4万件と過去分20万件 | 業種・職種ごとに「いま何件出ているか」を出せる。大手金融の求人を一通り持つ紹介会社は限られます |
| 共催セミナー・インタビュー | 大手企業の人事や現場の話。記事の一次情報になります |
| コンサルタントの監修 | 量産記事は全て広報チーム名義。担当者の名前と経歴を出せば、専門の会社だと伝わります |
ここ1年の更新で、どこにでも書ける記事のサイトは順位を落とし、そのサイトにしかない情報を持つページが残るようになりました。書き直した記事が上がったという担当の方の話も、ページの中身で評価されている兆しです。
3つの施策で、知る・調べる・決めるの全段階を押さえ、すべて同じ出口(経歴3問の診断とLINE)につなぎます。
| 施策 | 狙う語 | 作るもの | なぜコトラが勝てるか | 優先 |
|---|---|---|---|---|
| A 経歴別データページ | 〇〇からコンサル、〇〇から投資銀行、転職理由、志望動機 | 業種×職種ごとのページ。移り先、年収の幅、いま出ている求人数、選考で見られる経験 | 紹介実績と求人の数字は他社が持っていない | 主軸 |
| B コンサル記事の統合 | コンサル 転職 難易度、ケース面接 対策、未経験、年代、年収、後悔 | 2,288本を意図ごとの柱記事に作り直し、残りは転送 | 以前上位にいた語。評価を1本に集めれば戻しやすい | 並行 |
| C 金融の入口と企業名 | 投資銀行 未経験、PEファンド 未経験 転職/アクセンチュア 年収、デロイト 年収、ベイカレント やばい | PE年収などから広げる記事/コンサル各社の企業研究ページ | PEの語はすでに1位。企業名の語はムービンも順位を落としている | 3か月目〜 |
「メーカーの企画職からコンサルへ」のように、出身の業種と職種ごとに、コトラの数字で答えるページを作ります。
| ページに載せるもの | 中身と出どころ |
|---|---|
| 冒頭の答え | この経歴で評価される経験と、されにくい経験を3行で。AIの要約に引用される書き方にします |
| 移った先の内訳 | 同じ業種・職種の人が移った先の割合(総合コンサル、戦略、FAS、事業会社の経営企画など)。紹介実績から |
| 年収の幅 | 移る前と、提示された年収の幅。紹介実績から |
| いま出ている求人 | この経歴が応募できる求人の件数と職種。匿名求人の集計から。企業名は出しません |
| 選考で見られること | 転職理由と志望動機の伝え方、面接で聞かれたこと。担当コンサルタントの監修 |
| 移った人の声 | インタビューや共催セミナーで伺った話を短く |
| 出口 | 「あなたの経歴なら」として経歴3問の診断へ |
比較サイトは一般論、個人のnoteは1人分の話です。何十人分の移り先と年収を出せるのは紹介会社だけで、その中でも金融・コンサルの実績を持つコトラが有利です。
求人を企業名ではなく「経歴」で束ねる入口になります。企業名と求人を結びつけない方針を守ったまま、求人のページへの流入を作れます。
ページでは割合と幅だけを見せ、「自分の経歴だと具体的にどうか」はLINEで届けます。登録する理由がページの中に生まれます。
「メーカーからコンサル」で調べた人が、最初の画面で自分の答えを見つけられる構成にします。
| 検索候補に出る語 | ページのどこで答えるか |
|---|---|
| メーカーからコンサル 転職 | 結論、移った先、年収の幅 |
| メーカーからコンサル 転職理由 | 選考で見られること |
| メーカーからコンサル 後悔 | 移った人の声 |
| 自動車メーカーからコンサル | 職種の小見出しと、移った人の声 |
| メーカーから戦略コンサル | 移った先の内訳と、戦略系の条件 |
業種のまとめページ6本と、職種の詳しいページから始めます。順番は実績の数と検索の数で決めます。
| 業種のまとめページ | 職種の詳しいページ(候補) | 検索候補に出る語 | 既存の記事(まとめる対象) |
|---|---|---|---|
| 銀行から | メガバンク法人営業、地銀、リテール、市場・リスク部門 | 銀行からコンサル 転職理由、銀行員から、投資銀行から | 45本 |
| SIer・ITから | SE、PM、インフラ、社内SE | SIerからコンサル 志望動機、インフラエンジニアから | 29本 |
| メーカーから | 事業企画・商品企画、営業、生産・SCM、研究開発 | 自動車メーカーから、化学メーカーから、メーカー営業から | 26本 |
| 公務員から | 国家公務員、地方公務員 | 公務員からコンサル 後悔、地方公務員から 40代 | 13本 |
| 商社から | 総合商社、専門商社 | 総合商社から、専門商社から | 9本 |
| 営業から | 法人営業、SaaS営業、不動産営業 | 営業からコンサル 志望動機、SaaS営業から | 22本 |
同じ型で「〇〇から投資銀行」「〇〇からPEファンド」「〇〇から経営企画」も作れます。コンサルの6業種が回ってから、金融の行き先に広げます。
①紹介実績が多い経歴 ②検索の数が多い語 ③上位が個人のnoteなど入りやすい語。この3つを掛けて、最初の月に順番を決めます。
業種・職種・年齢ごとの移り先と年収の集計(個人が分からない形)。最初の1業種ぶんを先にいただければ、見本を本物の数字で作ります。
タイトルに「コンサル」を含む記事は2,288本。検索の意図ごとに1本の柱記事へまとめ、残りは柱へ転送します。
| 意図 | 既存の記事 | 柱記事で狙う語 | コトラの順位 |
|---|---|---|---|
| 志望動機・職務経歴書 | 305本 | コンサル 志望動機、職務経歴書 コンサル | — |
| 未経験から | 253本 | コンサル 転職 未経験、30代 未経験 コンサル | 上位10件の外 |
| ファームの種類・違い | 199本 | コンサル 種類、BIG4 違い、総合コンサル | コンサル 種類 1位 |
| 年収 | 178本 | コンサル 年収、コンサル 年収 30代 | — |
| ケース面接・選考 | 143本 | ケース面接 対策、ケース面接 例題 | 8位→圏外 |
| ポストコンサル | 127本 | ポストコンサル 転職、コンサルから事業会社 | 3位→圏外 |
| 年代 | 69本 | コンサル 転職 30代/40代、何歳まで | — |
| 向いている人 | 45本 | コンサル 向いてる人 | — |
| 難易度 | 23本 | コンサル 転職 難易度 | 4位→圏外 |
| 後悔・激務 | 22本 | コンサル 転職 後悔、コンサル 激務 | — |
意図10種類×主な切り口で、柱記事はおよそ30本。1本の柱に、同じ意図の記事の評価とリンクを集めます。
量産記事と同じ形のまま書き直しても、また同じ評価になります。変えるのは「誰が、何を根拠に書いているか」です。
| 冒頭 | 問いへの答えを2〜3行で。表を1つ置き、AIの要約に引用される形に |
| 根拠 | 紹介実績の数字(年代別の決まりやすさ、移った先など)。ケース面接は実際に出た題材の傾向 |
| 書き手 | 担当コンサルタントの名前と経歴。著者ページを作り、記事をつなぐ |
| 中の構成 | 同じ意図の関連語を、小見出しでまとめて答える |
| 出口 | 知る段階の記事はLINE、決める段階の記事は経歴3問の診断と求人 |
| リンク | 施策Aの経歴ページと、柱どうしをつなぐ |
PE・ファンドの「年収」の語では、コトラはすでに1位です。ここから、準総合職の人が調べる「未経験」「異業種から」へ広げます。
| すでに強い語 | 検索数 | コトラ |
|---|---|---|
| ベインキャピタル 年収 | 800 | 1位 |
| peファンド 年収 | 700 | 1位 |
| デューデリジェンス 転職 | 500 | 1位 |
| 投資銀行 | 3,100 | 2位 |
| 広げる語(Googleの検索候補で確認) | いまの上位 |
|---|---|
| 投資銀行 未経験 転職、投資銀行 中途 未経験 | アンテロープ、doda、ムービン |
| peファンド 未経験 転職 | 未確認 |
| メガバンク 転職先、メガバンク 転職 後悔 | 未確認 |
| peファンド 転職(400)、fas 転職(600) | ムービンが1〜2位 |
企業名と求人を結びつけない方針を守る作り方を、コンサル各社の例でご説明します。PEファンドや投資銀行の企業名も同じ型で作れます。
準総合職の人は「アクセンチュア」「デロイト」のように企業名から調べます。コトラには企業名のページがほとんどありません。
| 語 | 検索数 | ムービン | コトラ |
|---|---|---|---|
| アクセンチュア 年収 | 20,000 | 7位→21位 | 19位→圏外 |
| アクセンチュア やばい/やめとけ | 7,300 | 4位→圏外 | — |
| デロイトトーマツ 年収 | 6,300 | 8位→圏外 | — |
| アビームコンサルティング 年収 | 4,900 | 8位→17位 | — |
| ベイカレント やばい | 2,700 | 2位→9位 | — |
| アクセンチュア 転職 | 2,100 | 6位→8位 | — |
| ボストンコンサルティング 年収 | 1,400 | —→12位 | — |
| ドリームインキュベータ 年収 | 800 | — | 7位→圏外 |
企業名の語は、長く強かったムービンも順位を落としています。コトラで主なコンサル15社の名前を含む記事は60本ほどで、税理士法人や監査の話題も混ざっています。年収・働き方・中途採用を1社ごとにそろえた形にはなっていません。
ページにはその会社の求人を載せません。出口は「同じ種類のファーム(総合系・戦略系など)の求人」と、経歴3問の診断です。どの会社が何を募集しているかが読まれないので、取引先に迷惑がかからず、登録の理由もページの中に残ります。
総合系(アクセンチュア、デロイト、PwC、KPMG、EY、アビーム、ベイカレント)→ 戦略系(マッキンゼー、BCG、ベイン、カーニー、ローランドベルガー)→ シンクタンク。PEファンドと投資銀行も同じ型で作れます。
実際の作業は担当の方が進めます。当社は検索のデータを見て、手を入れる順番と注意点を大西様にお渡しします。
| 毎月のリストに入れること | |
|---|---|
| 先月の結果 | 削除、書き直し、統合した記事の、その後の順位とクリック |
| 次に手を入れる記事 | 表示はあるのに順位が落ちた記事を、登録につながりやすい順に |
| 止めてほしいこと | 消すと評価を失う記事、柱と取り合う新しい記事 |
| 外注の発注条件 | 企業名の扱い、事実の確認、監修者の記載 |
担当の方は動きが早く、結果も出しています。一方で、報告が後から来るため状況がつかみにくいと伺いました。当社が担当の方に直接意見するのではなく、大西様がデータを持って判断できる状態を作ります。担当の方の速さは活かしたまま、方向だけをそろえます。
いただいた削除の優先順位表と、当社で取った被リンクと順位のデータを照らすと、すでに次の4点が言えます。
Ahrefsで取れた被リンク5,000件と照らすと、他のサイトからリンクされている記事はスパムを除いて35本だけでした。ほとんどが評価を渡さない設定のリンクか、弱いサイトからのリンクです。消しても失う評価はわずかです。
直近90日のクリックは41,553回で、削除候補全体の58%です。中小企業診断士、公認会計士、証券アナリストなど転職に近い資格は、残すか1本にまとめます。表の「確認結果」の列で1本ずつ判断してから進めるのが安全です。
書き直した記事と書き直していない記事を、前後4週で比べます。本当に上がっていれば、削除より書き直しを優先する根拠になります。Ahrefsでも、10位以内に入る語は9月22日の7,672語から10月7日の11,968語に増えています。
企業名と求人を結びつけない、社名や事実を確かめる、監修者の名前を出す。この3つを外注の発注条件に入れ、社名の取り違えのような事故を防ぎます。
既存サイトへの助言と、記事制作を分けてお選びいただけます。記事は月4本から8本の間で、月ごとに本数を決められます。税別です。
| 項目 | 中身 | 費用 |
|---|---|---|
| 既存サイトへの助言 | 既存サイトの現状分析、前回の施策の効果の分析と検証、次の施策の方向性のご提案(大西様とのお打ち合わせ 月1回) | 月10万円 |
| 記事制作の設計とレポート | 制作と改善の方針づくり、既存サイトの分析、統廃合する記事の選定、数値の経過のレポート | 月10万円 |
| 記事の制作 | 執筆、コーディング、公開後のcanonical対応。経歴ページ、柱記事、金融の記事、企業研究ページのいずれも同じ単価(月4本〜8本) | 1本 3万円 |
助言10万円+設計とレポート10万円+記事4本12万円。経歴ページ2本と柱記事2本から始める形です。
助言10万円+設計とレポート10万円+記事8本24万円。経歴ページ、柱記事、企業研究を同時に進める場合です。
記事は担当の方が進め、当社は分析と次の施策の方向性だけをお渡しする形です。
記事の制作は「設計とレポート」とあわせてのお引き受けです。canonicalは、同じ内容のページがあるときに、評価を集めるページをGoogleに伝える設定です。広告の施策で作る経歴3問の診断とLINEは、そちらの費用に含まれます。